2013年、公開の映画「華麗なるギャツビー」をみました。
フィッツジェラルドの小説が原作の映画です。こういう場合、本人も親戚も死んでるから、著作権とかどうなってるんだろう。出版社が持ってるのかな?
監督がよっぽどレオナルド・ディカプリオが好きみたいですね。前作に続いて、ディカプリオの外見の美しさが際立つように撮影されていました。
レオナルド・ディカプリオが20歳ごろに出演した映画「ロミオとジュリエット」依頼のタッグです。
公開当初は、3時間に及ぶ上映時間が長すぎて退屈だとの声もありましたが、衣装の美しさで賞をとっていましたね。ちなみに衣装や舞台芸術を担当したのは映画監督の奥様です。もちろん前回のロミオとジュリエットの時も奥様が担当されてました。
カラフルな色使いと現代でも通じるファッショナブルな歴史交渉の服装や、小物がうまくミックスされていて、映画なのに、アートな写真集を見ているようで、心が華やぎました。
主人公のギャッツビー(レオ)は、戦争の混乱を使って、貧乏だった過去を抹消して成り上がった金持ちです。
今では信じられないですが、当時はお酒が麻薬と同じ扱いで禁酒法がありました。(太宰治も言ってたけど、お酒は麻薬と同じですけどね)
こっそり作ったお酒を薬局で売って儲けていました。ギャングと手を結んでいたので、きれいな金で成り上がったとは言えませんが、ルックスもマナーも振る舞いも、完璧なギャツビーには町中のセレブリティが集まってました。
これまた信じられない話ですが、ギャッツビーは戦争に行く直前に出会ったお金持ちの令嬢をずっと好きで、自分が金持ちになったらその娘と結婚できると信じて疑わない思い込みの激しいひとでした。
金持ちの娘と知り合った頃は、金持ちの息子になりすましていたレオ。結婚の約束をしていたけど、戦地から帰っても貧乏だったレオは、結婚できなかったので金持ちのお嬢様の前に姿を現しませんでした。でも、その後、何年も努力して自力で金持ちになり上がったので、やっと娘と結婚できると考えたレオは突然お嬢様の前に登場しました。
すでに他の人と結婚していたお嬢様の住む家の前にレオは住んでいました。ちょっと怖い。ストーカーですね。
戦争に行ってる間に金持ちの令嬢は金持ちの男と結婚しました。
結婚した旦那さんは浮気を繰り返していました。そんなこんなで令嬢は今の金持ちの旦那とレオの間で女心を揺らしまくっていました。
奥さんの浮気に気がついた金持ちの旦那さまは奥さんのことが1番好きだったので浮気相手の女性とは手を引きました。浮気相手だった女性は、捨てられたことがきっかけで、気が狂って車の前に飛び出して轢き殺されてしまいます。ひき殺したのは浮気相手だった旦那さんですが、その罪をギャッツビー(レオ)におしつけます。
ギャツビーはぬれぎぬを着せられたため、気が狂った奥さんの夫に殺されてしまいます。そしてその夫もその場で自殺します。
その後、金持ちの令嬢う家は何事もなかったように引っ越して、その土地を立ち去っていきました。今も昔もお金にものを寄せて話を事件を修正させるのは同じですね。
そんなことより原作者のフィッツジェラルドのことが気になりました。長い映画を見た後に原作を読む気になれるか分かりませんが、Audibleでなら読めるかもしれない。フィッツジェラルド自身が洗練された1920代の寵児だったこともあり、興味を持ったので読んでみようと思います。
古くは、ロバート・レッドフォード主演版もあり。
レッドフォードのファンにもいまいちだった模様。
フィッツジェラルドに興味あり!
本と彼の自伝も読んでみようと思います!!
まずはオーディブルであったら無料で読んでみます。
オーディブルは初回無料なので、ぜひお試しを。