作者の菅井敏之さんは、元メガバンク支店長(三井住友銀行)で、現在は不動産賃貸オーナーとして成功されているお金の専門家です。
YouTubeチャンネルも早い時期からやっておられます。
ちなみに、オーディブルなら無料で読めます。(無料期間は時期により1〜2ヶ月間)
ぜひ2ヶ月の時を狙ってください。
この本は2020年4月24日が発行日です。つまりコロナになって間もない頃ですね。
すでに2年が経過したので、情報が古いかもしれませんが、目から鱗が落ちる役に立つものがたくさん得られました。
この本で学んですぐに実践したこと
1、簡単なところで言うとクレジットカード問題です。
クレジットカードは何枚も持たない方が銀行や住宅ローンを組む際で心証が良いそうです。
特に重要なのが、クレジットカードのキャッシング枠です。
キャッシング枠とは、クレジットカードで現金を借りることができる限度額の事ですが、この枠はあなたに対する信用と言うわけです。
これは住宅ローンを組んで家を買うときに深刻な問題になりかねないのです。つまり、住宅ローンで借りることのできる額が、クレジットカード返済額が少なくなります。
本来なら月収300,000円で融資してもらえるはずの105,000円を借りたいだけなのに、住宅ローンの審査で落とされる結果となるのです。
仮にクレジットカードのリボ払いや分割払いで毎月30,000円を返済中だったとすれば、銀行は毎月の住宅ローンを105,000円− 30,000円= 75,000円までしか貸してくれないことになります。
このように意外と知られていない銀行員での常識が詰め込まれている本です。
他にも、不動産賃貸オーナーとして、失敗と成功の両方をしている菅井さんの経験話も面白いです。不動産オーナーを目指している方も参考になるかもしれません。
Audibleなら無料期間中に無料で読めるので、立ち読みするよりもしっかりと内容が頭に入ります。興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。