LOVE TOKYO

日々の生活で実際に使って良かったものを紹介してます。

「風の時代の未来予測」Yuji著。スピリチュアルと歴史好きに必見な一冊

今回は、2019年から2020年になる頃に巷で流行したキーワード「風の時代」について、yujiという占い師が書いた1冊を紹介したいと思います。

芸能人では、女優の内田有紀さんがの信奉者のようで雑誌で対談されていました。 浮き沈みの激しい芸能界では、 占い師さんにはまってしまう方が多いと聞きます、昨今では、会社員も安定しているとは言い難い社会なので、芸能人に限らないかもしれませんね。

 

 

 

独特のネーミングセンス

yujiと書いて、ゆじと読ませる著者の名前。ゆうじと呼んでしまいそうなところを読ませない、簡単でありながら、クセのあるネーミングセンスに感じました。

 

外見はやや隠したい?

外見は、m-floのバーバルさんの初期のビジュアルのようですが、光を当てても、女の魂が見えない位黒いサングラスと、目深に被った、大きめのニットキャップがトレードマーク。そうだ、首にヘッドホンをぶら下げている。いろいろ考えた上でのビジュアルなんでしょうね。でもなんとなくいつも見るたびに違和感を覚えてしまう。

 

外見を隠したがる占い師さんは多い印象です。

パーティーグッツみたいな仮面をつけたゲッターズさん、ぬいぐるみを介して話すしいたけ.さんなど、まるで占い師である自分を恥じているのか?というような行動に感じる。

 

肩書きも癖あり

本の後にあるプロフィールを見てみたら、占い師ではなく、星読み係・ヒーラーと書いてある。やっぱり癖がありそうな肩書き名にしてる。でもすでにある巷の言葉で表したくないんだろうなぁ。

 

意外にも、占い師になる前はビジネスマンで、SDGsなプロダクトデザインのクリエイターのような仕事をしていたと、ご自身の本に書かれていました。そのため、 持続可能な社会に求められるプロダクトにも精通している意見が散見されました。

 

私は、スピリチュアルに傾倒しているわけではないので、占い師も霊能者も同じ職業に感じます。

 

どちらも人生に迷ったり精神的にはくなってる人に本当はわからない先の未来を予測する仕事ですよね。

ビジネスではなく、個人の思いつきを発言するのならわかるけれど、不安になっている人の将来を左右する人生の岐路にアドバイスをしてお金を取るのは、なぜか胡散臭く感じてしまう。弱者ビジネスに通じる何かがありそうだと。

 

 

この本を一言で表すと、

世界と日本の歴史に詳しい人が、当時の星の動きと照らし合わせて、答え合わせをした本。

どうやら過去の星の動きと歴史の出来事は一致しているようです。そんなわけで、未来についても、星の動きを見ることで今後の未来予測できると思ったらしい。本書は、現在と過去を行ったり来たりしながら、これから現実社会に起こる歴史的事件を予想した内容になっています。

 

本書で1番心に残ったことはこちら。

 

1自分を変えたいと願うなら、まず環境を変えてみる。

脳は無意識に捉えたものもしっかりと蓄えている。自分が身を置く環境の中で、意識的かつ、無意識的に積み上げてきたデータの集合体が情報のミルフィーユになり、新しい自分への変容に進むきっかけとなるからだそうですへ、脳のエクササイズ効果として非常に高い即効性を持つとのこと環境は、自分のバイブスとつながるから、頭で考えるよりも、日常から入る情報を変えてみるほうが早いんでしょうね。私も実践したいです。

 

2私たちはデフォルトで敏感体質になっていく。

の時代とは目に見えないものが大事にされる時代。気をつける、気遣う、天気が良い、天気が加齢、元気になる、気象が安定している、下手が良いなどなど、これまで以上に気を扱うことが重要になっていくはず。

今までの時代は、地の時代で、お金や地位や名誉など目に見えるものを追い求める時代でした。エイチSPの人にとっても、風の時代の方が行きやすくなるかもしれませんね。

 

3 著者による自由な未来予測

多くのスピリチュアル系の人がよく言う予想の1つをやっぱりこの方も言ってました。

それは、「子供を産むのが得意な人は、出産マシーンのやうに子供をたくさん産み、子供を育てるのが得意な人が、他人の子供も自分の子供のようにして育てると言う社会がこれから来る」と言うこと。原始時代に逆戻りするイメージでしょうか。海外のSF系映画ではよく取り上げられるジャンルですね。

 

たしかにそのような未来が来るかもしれないけれど、そのような未来社会を良いと提唱する人は、意外と今現時点でできることに着手していない人が多い気がします。

 

他人が産んだ子供を自分の子供のように育てるということは、未来じゃなくても現時点でもできることですよね。

現に孤児院などの施設は今もたくさんあり、親がいない子供を育てている人は少数だけどいます。

未来の社会を予想するスピリチュアル系の人は今やろうと思えば、できるはず。でもやらないのは自己実現の方で忙しいからではないでしょうか。

 

自分自身が結婚して子供がいたら、自分の家庭や自分の子供だけを最優先する人が多い現代社会のプログラムに飲み込まれている一人に感じるのは私だけでしょうか。

 

仮に、他人の子供を今育てられないとしても、売り上げの収入を寄付として、孤児院に届けたり、日常的にそのような場所に出向いて家族のように接することもできるはず。

 

やっぱり実際に行動してこそ、勝手な未来予測に厚みと真実味が出てくると思います。

適当なことを言っているだけでは、薄っぺらい絵空事で終わってしまうので、ぜひ実践して欲しいなと思いました。

 

いや、このような歴史を踏まえた大局で、未来予測をする人なら、きっと収入の一部を寄付するくらいとっくにやっていることだろう。

 

今できることを大局から掴むためにも、ときどきはスピリチュアル系の本を読むのも 頭の体操にいいかもしれませんね。

 

そんな彼の新刊を他にもご紹介します。オーディブルで無料で読むのもありですね。