LOVE TOKYO

日々の生活で実際に使って良かったものを紹介してます。

民度は公園から予想できる。引っ越す前に、近隣の公園を視察しよう。

私の家は広場の前に佇む木造一軒家です。

家の前が開けているので日当たりが良く、友達には羨ましがられることがあります。だけど、住んでいる人しかわからない、デメリットも少なくありません。

そんなことから、今回は広場や公園の意味について考えてみたいと思います。

 

公園の前に住みたい理由はなんですか?

広場や公園の前に住みたがる人がたまにいますが、理由はなんでしょうか?

 

1、子供が目の届く場所で遊べる。

小さい子供がいるファミリーは、公園が近くにある方が便利なと思ってるかもしれないけど、小学校低学年以上になれば公園で遊ぶ暇なくなる。塾や習い事で忙しいし、近所に知り合いがいると、意外と家の近くの公園で遊ばないものだ。


親が遊んでるところを監視しながら公園で遊ぶ時期は7年以下で終わる。なので、ローンで家を購入して、50年近く、毎月の借金返済を抱えながら、同じ場所に住み続けるのは、もったいない気がする。


私の周りのママたちは、子育てが地獄と言う親は多いけれど、子供が1人で歩いて遊ぶようになれば、意外と手がかからないという。もっとも、手が離れたら、次は子供の教育資金の工面でストレスが溜まるだろうけど・・・。

 

 

 

 

2、陽当たりがいい。

確かに、 1日中、陽が当たっていて、洗濯物がよく乾きます。ですが、 私の場合はデメリットの方が大きいです。

公園で遊ぶ大人から子供までボールを家の中に速球でぶつけてきます。そして、昭和時代のように、自宅のインターホンを押して、家主に謝って、ボールを拾う事は現代には皆無な現象です。

年代に関係なくボールを家に入れた人は、無断で自宅に侵入して謝らずにボールを 拾うとします。そんなことが1年を通してしょっちゅうあるので、ストレスです。

 

3、住宅が密集していない。

家の近くに密着するように犬が経っていないので、生活音が聞こえないと言う意味ではメリットです。

住民との接触回数が減るかもしれませんが、代わりに公園で遊ぶ迷惑行為を知っている人との接触回数が増えるので、ストレスが 多いです。

また公園が隣接していると言う事は、人の目が減ってしまうリスクがあります。そのため、深夜に泥棒が入りやすいので、防犯対策は2階の窓もきっちりやることが必要です。

 

 

 

そして深夜に トラディショナルな不良の人たちが集まってお酒を飲んだり、騒いだりすることも少なくありません。そのために警察に電話しなければいけないので、手間がかかります。

公園の前で暮らすのに、適している人

公園の前に住むなら、新しい家が良い。防音に優れていて、窓や屋根が割れない工夫、そして不法侵入を防げる造りの家がおすすめです。

 

 

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それか、人の声を感じたり、必要のない人間関係が欲しい人にはおすすめです。家の中で心穏やかに過ごす暇がないほど、忙しか過ごせますよ。

3·11の地震の後、現地では仮設住宅ができた。そこに住んでいた高齢者の方々は、日々の子供が遊ぶ大声に癒されたそうだ。戦後の日本の住宅は、通気性もよすぎるし、ペラペラの木造住宅だったため、家の中の声や、外音が丸い声だった。自分たちが若かった頃の生活と近いため、懐かしく感じたのも理由の1つらしい。


仮設住宅が取り壊され、新しくできた団地に引っ越した後、その高齢者たちは逆に、寂しく思ったようだ。

新しい団地は、機密性が高く、防音性も確保されているため、外の雰囲気が家の中からではわからないので孤独を感じたようだ。

なので、高齢者の方は騒がしい、子供の声が常に聞こえたり、孤独を感じる暇がないほど公園からのボールが飛んできたり、窓ガラスが割れる行為の対策で忙しいので、公園の前に住むのはオススメかもしれない。

 

そもそも、住民のマナーがいい地域なら、公園の近くにすんでも問題がないかもしれません。

 

そこで私が提案する住みやすい地域の選び方はこちらです。

公園に来る人で住民性がわかる

私は、サイクリングが趣味なので、広範囲に動く。長距離移動の休憩ポイントとして、普段は全く行かない公園に立ち寄ることが多いのだが、地域によって公園のルールが異なるので驚く。

生活レベルも大きく関わる要因だが、それよりも住んでいる人の年齢層の割合が大きい気がする。

広い公園でも、ルールは千差万別

先日、割と、広大な公園を見つけ、自転車で入って行った。いろいろな公園に訪れたが、敷地が広いと、走る人と自転車のレーンが分かれている。大抵、走る人や歩く人の車線は、ふかふかとした道路になっていることが多い。膝を考慮したものだろうか?自転車用の道路は普通のコンクリートになっている。

そこの公園も2車線に分かれていた。当然のようにコンクリートの道を自転車で走っていたら、すぐに背の小さいおじいさんに両手をバタバタして、何かこっちに言ってきた。ノイズキャンセリングイヤホンをしていたので、運良くおじいさんの声は聞こえなかったが、どうやら自転車から降りろと言っている事はわかった。


自転車から降りると、公園のいたるところに手書きの看板がたくさんあった。
「この公園では自転車に乗ることはできません。」

こんなに広いのに、そして2車線から3車線のウォーキングの道が用意されているのに、自転車が乗れない公園は初めて見た。

 

 

そして一番残念なことは、その公園の出口が非常に少ないのだ。出口と入口が1つずつしかないため、間違って入ってしまったら出ていくのは一苦労だ。それに気がついた私はすでに公園の真ん中にいた。

休日午後の公園にどんな人がいるか見よう

その日は土曜日の午後だったが、公園の利用者は8割が年金生活者のようだった。みんなものすごい密度で、おじいさんとおばあさんたちがウォーキングしていた。だだっ広い公園をぐるぐると歩きまわっている。その姿は、スケートリンクをぐるぐると回っている人たちみたいだった。


公の園ではなくて、高齢者専用のウォーキングパークと書いて欲しい位だ。有料にして、ウォーキングさせたほうがいいんじゃないかと思う。


高齢者だらけのせいか、土曜日の午後なのに、家族連れも若い人も公園を散歩する人もいなかった。ただウォーキングを真剣にしている大量の高齢者と数名のポケモンウォーカーだけだった。

出口の少ない公園は息苦しい

私は公園の出口が見つからないので、Google マップで出口を探した。入り口に引き返すには遠い場所だったので、大勢の高齢者の視線を無視しながら、自転車を引っ張りながら歩いて出口へ向かった。自転車に乗ってないんだから許してほしい。私も好きでこんなことしてるわけじゃないと思った。

 

やっとの思いで出口を突破した。
するとそこには築50年位の巨大鉄筋コンクリートマンション群が現れた。30代にこのマンションに移り住んできた人たちが、現在は80歳位になり、今も住み着いているのだろう。そうかここのコミュニティーが人たちが、この公園をウォーキング専用の高齢者パークにしてしまったのか。

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逆に言うと、この公園の雰囲気が気にいれば、この地域に移住することで、幸せな暮らしを手に入れられる可能性が非常に高い。

私には全然フィットしない地域の住民性だった。あの公園には二度と行きたくないと思った。

引っ越す前に公園に行こう

引っ越す前にフィーリングで、場所を決める人は少なくないが、やっぱり私はサイクリングをしたり、平日と休日の公園の様子を見て、引っ越す場所を決めたいと思った。

 

あのルールの独特の公園に訪れたことで、新たなアイディアを手に入れた。そういう意味では、高齢者だらけの地域が自分に合わないことがよく理解できてよかった。

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引っ越してからでは相当居心地が悪いと感じたと思うし、思い出しただけでもぞっとする。

逆に新たな気づきをありがとうございました。

 

みなさんの引っ越し先の選定基準になれば幸いです。