ブックオフに売る前に薄口読書感想文を書いています。
今回は霊能者の江原啓之さんの著書「家族卒業したら罪ですか?あなたらしく生きる道を授けましょう。」です。
この本を一言で言うと、
昭和の叱咤激励系お悩み解決集です。
私事ですが数年前に父親が亡くなり、大変ショックを受けていました。
そんな時いろいろな本を読み漁り、その中の1種類として江原啓之さんの著書もたくさん読みました。一通り江原さんの著書を読んで、フレームワークをつかんだので、特に依存することもなく私の中の江原さんブームは終りました。
今回の本は江原さんの本で最後に読んだ本です。
仏教の教えにもあるように、他人よりも身内であるがゆえに争い合う悩みが多いようです。
江原さん自身は信者の方からいろいろ相談を受けるらしく、そこでの知見を文章化した一冊です。
本書の結論は、家族と言う概念(固定観念)を捨てろです。
そして江原さんが大好きな言葉が3つあります。
自己憐憫、責任転嫁、
あれ?あと一個なんだっけ?
あぁ依存心だ。
この3つが不幸の三原則だそうです。
とにかく家族で苦しんだのであれば、今後の人生は自律と自立の責任主体で生きることで喜びと楽しみを見つけようと言う結論だそうです。
今家族での問題を抱えている人は、相手が他人だったらどう振る舞うでしょうか?
他人なら会わなければいい、付き合いを止めるだけで解決することも多いはず。
家族だから無理矢理付き合う必要は無いのです。
意外と家族だからべったりあったり、助け合わなければいけないと言う概念はまだ日本に根強く、それゆえに家族に縛られお互いに傷つけ合い、命を落としてしまう人もいる。
それならばまず自分の心を第一に考えて、家族と離れることも大事だと思います。
離れてるほうがお互いに傷つけ合うこともないし、平和だと思う。これは私の実体験からもそう思います。
考えて、家族と離れることも大事だと思います。離れている方がお互いに傷つけ合うこともないし、平和だと思う。これは私の実体験からも納得いく解決法です。
つまり理論として自分の中に吸収して、それを実行できるか?に全てがかかっています。
また、実行した後の虚無感や罪悪感のような感じなくても良い感情をどう自分で処理していくかが本当に大事なところではないでしょうか。
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